院政って何?どういうこと?


えー、ゲストは院政を始めた白河上皇さんです。
まずお聞きしますが、院政って何なんですか?
りょうこ
何っっ!?おぬし、そんな事も知らずに私を呼んだのかね!
なんと恐れを知らぬヤツめ。私を誰と心得る!
「私の思い通りにならないのは、
鴨川の水とサイコロの目と山法師の三つだけだ」
という名ゼリフを残した独裁者の白河上皇だぞ!!
白河上皇
それは知りませんでした。ごめんねー。
許してぇーん。m(__)m
りょうこ
う…うむ、今回は大目に見てやろう。
ところで院政とは何か、を知りたいのだな?
白河上皇
はあーい(^_-)-☆パチッ
りょうこ
その甘ったるい声をやめい。むらむらするではないか。
院政というのはな、つまり天皇が自分の息子などに位を譲って、
そのあとも天皇の父親、あるいは天皇のじいちゃんとして、
何だかんだと天皇を無視して命令を出す
ことを言うのぢゃ。
白河上皇
ふーん、つまり平成の時代でたとえれば、
社長の椅子を息子にゆずって引退したくせに、
なにかにつけて口を出すうるさいじいさんみたいな存在ですね?
りょうこ
平成とは何のことかわからんが、まあ、そういうことぢゃ。
白河上皇
どうして今までは院政がおこなわれなかったのですか?
りょうこ
それまでは摂関政治といって、
藤原一家のやつらが権力をたらいまわししてたからじゃ。
それが、
ワシのおじさん(後冷泉天皇)の時に藤原から来た嫁に、
子供が産まれなくて
の、
それで藤原に関係のうすい
ワシのオヤジ(後三条天皇)が天皇になって

藤原が口を出せなくなったスキに、
ワシのオヤジは院政を始めようとした
んぢゃが、
死んでしまったんぢゃ。
そこでワシがそのあとをついだ、というわけよ。
白河上皇
お父さんの意志をついだわけですね。
白河上皇さんって親思いなんですね。
りょうこ
いいや、ワシゃオヤジとは仲が悪かったんぢゃ。
白河上皇
???え? どういうこと?
りょうこ
実はワシのオフクロは藤原氏なんじゃ。
そしてワシの弟のオフクロは藤原氏ではないんぢゃ。
オヤジ(後三条天皇)は藤原氏を嫌っておったからのう。
オヤジは本当はワシの弟を天皇にしたかったんぢゃ。
白河上皇
ということはつまり、
白河上皇さんは本来、天皇にはなれない人だったと…。
りょうこ
そういうこと。
白河上皇
それがなぜ天皇になれたんですか?
りょうこ
ワシのオヤジ(後三条天皇)が院政を始めようとした時、
弟はまだ二歳ぢゃ。
ワシは二十歳、りっぱな大人、しかも長男ぢゃ。
白河上皇
ははあ、それじゃ弟を天皇にするわけにはいきませんね。
りょうこ
それでもワシのオヤジ(後三条天皇)は
どうしても弟を天皇にしたかった。
そこでワシがいったん天皇になるのを許すが、
弟を皇太子にして(実仁)、次の天皇の位は弟に譲る
ということでオヤジ(後三条天皇)はしぶしぶ認めたんぢゃ。
白河上皇
そうですか。それで丸くおさまったんですね?
りょうこ
いや、それがそのあとすぐオヤジが死んでの、
わしゃ自分の息子を
次の天皇(堀河天皇)にしてやった
んぢゃ。
ふぉっふぉっふぉっ!

 *注…白河上皇の弟(皇太子実仁)は後三条天皇の死後、
    あとを追うように亡くなった。
    白河上皇にはもう一人反藤原系の弟がいて、
    後三条天皇の意志を継ぐなら、
    白河上皇はこのもう一人の弟に位を譲るべきであった。
白河上皇
はあ…そうですか
(なんかもうこんな権力争いの話はあきてきたな!)
今日はどうもありがとうございました。
りょうこ
こらっっ!!
まだ話は終わっておらんぞ!
藤原系のワシが天皇になった時に、
なぜ摂関政治が復活しなかったのか
疑問に思わんのか!?
白河上皇
はあ、なぜですか?(もうそんなことどっちでもいいや)
りょうこ
それはな、その時にはもうオヤジ(後三条天皇)が、
藤原一族を痛めつけておいてくれていたので、
藤原には口を出す余裕がなくなっておったんぢゃよ。
ふぉっふぉっふぉっ!!
白河上皇
はいはい、そうですか、オヤジさんがねーー、
はいはい・・・・・・。(ふあ〜、もう眠くなっちゃった…)
りょうこ
そしてその後にわしは独裁者になったので、
ますます藤原も口を出す余裕がなくなった、というわけぢゃ。
ふぉっふぉっふぉっ!!
白河上皇
はいはい、えらいえらい。(おやすみなさい…ぐーぐー…)
りょうこ

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