聖徳太子さん、そんな摂政な・・


エー、聖徳太子さんって言えば、
昔の一万円札になっていたくらいで、
かなりエラい人だということはみんな知ってるんですけど、
いったいなにをした人なのかよく知らない人がいると思うんで、
今日はそのへんをお聞きしたいと思います。
りょうこ
はいはい。でも自分で自分をほめるなんて、ちょっと恥ずかしいんですが、
できるだけ答えましょう
聖徳太子
まず、みんなが知ってるのは、
冠位十二階の制十七条の憲法なんですが、
これはどういったものなんでしょう?
りょうこ
冠位十二階というのは、
それまで才能があっても家柄がまずしくて
出世できなかった人のためにつくったんです

つまりそれまでは氏(うじ)や姓(かばね)というものがあって、
役人さんになったりするのはこの人たちで占められていたんです。
でもそれじゃいけないというんで、
才能さえあれば
冠位を与えてどんどん出世できるようにした
んです。
つまり、身分が氏(氏族)から個人単位に移ったということです。
その段階を十二に分けたんで、冠位十二階の制と名付けたのです。
ちなみにそのおかげで出世したのが小野妹子ですよ。
聖徳太子
エー、そんな大昔に家柄より才能を重視していたんですか。
聖徳太子さんってエラい!
りょうこ
いや…そんな…テレるなー(#^o^#)9"""
聖徳太子
で、もう一つの十七条の憲法というのは…
りょうこ
当時役人たちはワイロを取ったり
自分の都合のいいようにばっかり政治をしていたんですよ。
聖徳太子
それは平成になった今の政治家もやってますよ。
りょうこ
ま、私は飛鳥時代の人間なんで、
平成なんて年号は知らないんですが…そうですか、
今でもやってるんですか…。
聖徳太子
どうしましたか? 声に元気がなくなりましたが。
りょうこ
いや、実は十七条の憲法というのは、
そんなダメな政治をしてはいけないという事を書いてるんですよ。
聖徳太子
ああ、そうなんですか。
それなのに聖徳太子さんの時代から1200年もたった今でも
その十七条の憲法が…
りょうこ
守られてない
聖徳太子
そりゃガックリきますね。
りょうこ
なんだか今日は疲れました。
今日はこの辺で失礼します。
聖徳太子
いや、どうもありがとうございました。
どうか気を落とさないでください。
りょうこ

ひのもとあや先生の一口寸評

十七条の憲法というのは、庶民にたいしてではなく、
豪族たち、つまり今でいえば政治家や公務員を対象にした憲法なんですね。
そこはちょっとポ・イ・ン・ト!ちゃんと押さえてねぇーん(^_-)-☆パチッ

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